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Staff Blog

theoryandpath
2023.07.06

「映画館」で感じたあれやこれや

こんにちは、東谷です。

最近気温がガンガン上がってきましたね。
水分補給日焼け対策をしっかりしつつ、夏バテに気を付けていきましょう。

時に、皆さんは映画ってお好きですか?

実は四月頃に、遅まきながら映画館で『THE FIRST SLAM DUNK』を観まして…。
「映画館で映画を観ること」と「スラムダンク」に熱が上がり始めました。

後者に関しては積もる感情やエピソードがありすぎるので、また別の機会を設けたいと思います。
多分あまりにも長すぎるので…。
(そもそも会社のブログでどこまで語って良いのだろうか。)

今回は前者の「映画館で映画を観ること」に焦点を当ててお話ししていきます。

映画が始まる前のテンションの上がり方って独特な気がします

映画館で観る意味とは?

まずは何といっても視覚に訴えかける大きな画面。画質だって当然申し分なし。
さらにはこだわりのサラウンドで聴覚にも刺激が与えられます。
人によっては映画館のポップコーンが好き、なんてのもあるかも。これは味覚と嗅覚ですね。

そしてなにより大切な没入感。触覚を手放してのめり込むようなあの感覚は唯一無二かもしれません。
映画館は、大きな暗い空間で視界いっぱいの映像を楽しむ、という非日常感が味わえる貴重な場所でもあります。

ですが個人的に、「映画を観る」という事に対して無意識レベルの壁を感じていることがあります。

先日の記事内でもちらっと書いていますが、映画は一度観始めたら基本的に途中でやめることが出来ません。映画館で観ればなおさらです。

先日掲載した「毎日「本」に触れるメリットはあるか」はこちらから

https://www.quroco.co.jp/staffblog/2988/

作品を鑑賞するに当たって、「自分のペースで享受する」ということに重きを置くと、こと映画に関してはこの強引とも言える特徴が少しだけ壁に感じる瞬間があるのです。
初めて触れる作品が面白いかどうか不安になる、という感じにも似ています。

この障壁を取り除くには、単純ですが実際に足を運ぶしかないです。
考え方や感じ方の問題なので、だいぶメンタル面の話になってしまいますが。

行ったらめちゃくちゃ良い体験ができた!という可能性がある以上、もしかしたら楽しめないかも、という杞憂は打ち捨てるべきなのでしょう。
無理やりにポジティブなことを言えば、例え「良い」と思えなかったとしても、その経験すら一つの糧なのです。

私は、ここでしか味わえない没入感のために、些末な不安を無視する術を手に入れました。
またひとつ レベルが あがった!

チケットの半券ってなぜか捨てられないんですよね

同じ映画を何度も観る

自分がそのタイプになるとは思っていなかったのですが、正直なところめちゃくちゃアリでした。

1回目はワクワクドキドキしながら行くので、ストーリーについていくのに精一杯で理解が追いつかない場面が出てきたりしますよね。

その分2回目は、幾分かドキドキが緩和され、リラックスした状態で映画を観ることができる気がします。
実際私は2回目を観に行った時が、一番作品への理解を深められました。

3回目以降はお好きにどうぞ。
好きな場面をしっかり目に焼き付けるのも良し。見落としたシーンを穴が開くほど確認するのも良し。

スタンドの端にいる海南大附属が何回映るかを数えるのも良し。
ああ、結局スラムダンクの話をしてしまった…。

今日はここに注目しよう!と思って行くと、毎回新鮮に新たな発見をすることが出来ます。

原作のある作品ならば、「映画→原作→映画」のようにハシゴしていくのも良いですね。
1本の映画でも楽しみ方は無限大です。

ど真ん中の席を選びがちです

映画のマーケティングについて

正直私はマーケティング業界について全く詳しくないのですが、自分が消費者目線に立つとあれもこれも上手く出来ているなぁ、と感心することばかりです。

まずは前述した通りの素晴らしい環境で目にする「予告」について。

本編が始まる前、映画館のシートに座って「映画を観るモード」になった状態のまま面白そうな一場面を見せられると、頭はいつの間にか次に観たい映画を探しています。

家でテレビが付いている時、CMに入るとチャンネルを変える、なんてことありますよね。
映画ではそれが出来ないからこそ、本来メインでは無いはずの予告にその場の全員が釘付けになる。冷静に考えるとなかなか不思議な光景です。

本編を細かくカットしたり、盛り上がる場面を切り取って客の興味を惹く。
ふと、YouTubeshorts動画を思い出しました。

YouTubeでは、長尺の本編から見どころを抜粋し多くの人の目に触れやすいshorts動画を作ることで、そこから興味を持った人に本編動画をクリックしてもらえることが期待できます。
この構図は映画の予告とかなり似ていますね。

映画館の前を通り過ぎた時の匂いも好き

次にパンフレットやグッズについて。
私は、足を運んだ映画のパンフレットをほぼ確実に買っています。
あとから見返して、その時の映像や付随した記憶を思い出せるのもポイントが高いです。

映画館のグッズコーナーは行く度に眺めてしまいます。
ここでは特に何かを買うことは滅多にないのですが、知らない映画のグッズでさえ面白く見えます。

きっと人によっては、映画を観た高揚感からグッズや原作を手に取りやすい心境になるのでしょう。
ここでしか買えないグッズというのは、熱心なファンほど心をくすぐられるかもしれません。
財布の紐が緩くなる場所。それもまた良し。

それから映画館で買えるものと言えば、忘れてはならないのがドリンクフードです。

買ったアイスコーヒーに口を付ける暇がない程スクリーンに熱中して、気が付いたら氷が溶けて薄くなっているのも、ある種の醍醐味かもしれません。

皆さんは映画館でポップコーンを食べる派ですか?私は映画によりけり。
そういえば子供の頃、友達と半分ずつお金を出しあって買ったのにふと見たらほとんど食べられていた思い出があります。
これも私の中ではしっかりと「良い」経験です。

さいごに

映画にハマったというよりは「映画館に行く」にハマった、そんなお話でした。

みなさんも機会がありましたら、気になる映画の上映時間を調べてみてください。
きっと良い場所で、良い出会いがありますよ。

最後までご覧いただきありがとうございます。
それではまた~。

Author
東谷 アズマヤ
好きなものには実直に!気になるものには一直線!色んな知識や発見を食べて成長することに毎日命を燃やしています。それぞれの持つ「色」をそのままに、クロコで働く楽しさをお伝えします。