CDという媒体が好き
お久しぶりです。クロコの東谷です。
本日のブログは「CD」について。
私の個人的な思い出も交えて書いていこうと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
初めてのCDの話
早速ですが、初めて自分で買ったCDって覚えてますか?
私は覚えていないです。笑
私の両親は幅広いジャンルの音楽を聴く人たちなので、
私自身も物心ついた時からたくさんの音楽を聴いてきました。
新旧問わず広く浅く聴いてきたおかげで、今でもカラオケでの選曲には割と困りません。
CDにまつわる古い記憶をたどると、一番はっきり覚えているのは、
ポルノグラフィティの『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S』
『PORNO GRAFFITTI BEST RED’S』の二枚です。発売は2004年7月。
人に勧められたものではなく、自分で好きになった最初のアーティストだったように思います。
しかしこのアルバムの発売当時、私は小学生でした。アルバムは恐らく両親に買ってもらってます。
『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S』
ポルノグラフィティ公式HP(https://www.sonymusic.co.jp/artist/PornoGraffitti/)より引用
https://www.sonymusic.co.jp/artist/PornoGraffitti/discography/SECL-238
『PORNO GRAFFITTI BEST RED’S』
https://www.sonymusic.co.jp/artist/PornoGraffitti/discography/SECL-237
初めて買ったCDが何だったのか…。
CDを買うワクワク感、お小遣いの中からどれを買うか迷う気持ち。
その一番最初を忘れているということが少し残念でもあり、寂しく感じてしまいます。
音楽=CD?
さて、高校生になった私は、椎名林檎、9mm Parabellum Bullet、SiMあたりを聴き漁ります。
友達に借りたRADWIMPSもたくさん聴いていました。
余談ですが、「友達に借りたRADWIMPS」ってめちゃくちゃ青春じゃないですか?
当時借りたRADWIMPSは1stから4thの4枚。
この頃のRADはアルバムごとに性格が違うようで、いまだに聴いてて飽きません。
『RADWIMPS』
RADWIMPS 公式HP(https://radwimps.jp/)より引用
https://radwimps.jp/discography/album#post_7864
『RADWIMPS 2 ~発展途上~』
https://radwimps.jp/discography/album#post_7879
『RADWIMPS 3 ~無人島に持っていき忘れた一枚~』
https://radwimps.jp/discography/album#post_7895
『RADWIMPS 4 ~おかずのごはん~』
https://radwimps.jp/discography/album#post_7909
ちなみに椎名林檎は友達がカラオケで『歌舞伎町の女王』を歌っていたのを聴きハマりました。
東京事変復活おめでとうございます。
『歌舞伎町の女王』は椎名林檎節が爆発したような曲です。映画で見てみたい。
この曲が入っているアルバムが一番のお気に入り。11曲目の『モルヒネ』が好きです。
『歌舞伎町の女王』
椎名林檎 公式HP (https://sp.universal-music.co.jp/ringo/)より引用
https://sp.universal-music.co.jp/ringo/discography/index.php?cid=01&did=toct4112
『無罪モラトリアム』
https://sp.universal-music.co.jp/ringo/discography/index.php?cid=02&did=toct24065
9mmは『命ノゼンマイ』のMVを見て衝撃を受け、そこからのめり込みます。
どこかピントの合わない映像に、踊り子や少女やろうそく。不気味なようで目が離せないMVです。
バンドが暴れ倒しているのも見どころ。ちなみに彼らはライブだとさらに暴れます。
『命ノゼンマイ』
9mm Parabellum Bullet 公式HP (https://9mm.jp/)より引用
https://9mm.jp/discography.php#disco-0011
SiMはヴィレヴァンの店頭で『SEEDS OF HOPE』を衝動買いしたのが最初です。
なんたって1曲目の『KiLLiNG ME』が格好いい。愛を込めて「きりん組」と呼んでいます。
もっといっぱい語ろうとCD探したら、友達に貸したままなのを思い出しました。返して~ 笑
『SEEDS OF HOPE』
SiM 公式HP (https://sxixm.com/)より引用
https://sxixm.com/discography/?page=2
こうして書き起こしてみると、好きになったきっかけって面白いですね。
当時を思い返してみると、「音楽=CD」の構図が素直に思い浮かびます。
好きな1曲が入ったアルバムを買いに行こう。友達がおすすめだって言ってたから今度CD借りよう。
そんなやり取りが日常にありました。
昨今CDという媒体は急激に衰退してきています。
ダウンロードコンテンツが充実し、良い音質のものを気軽に購入出来るのは魅力的です。さらに、現代は「音楽を持ち運ぶ」時代。
ウォークマンに大量の曲を入れてイヤホンで楽しむのは、多くの人が現在進行系で経験していることでしょう。私はスマートフォンに直接曲を入れているのですが、それだって同じく「持ち運ぶ音楽」です。
日常生活と音楽は相当近いところにあるような気がします。
ダウンロードとCDの話
別にこのブログで「音楽の多様化と現代への推移」なんて大層なことを書くつもりは無いのですが、壮大になってきました。
ちょっぴり規模をちいさくしましょう。
突然ですが、私には妙なプライドがございました。
「音楽は絶対にCDで買う」
これを本当につい最近、それこそ2019年の年末くらいまでは貫いていました。
前述したとおり今はダウンロードコンテンツが充実しているにも関わらず、
CDの方が良いに決まっていると漠然と思っていました。
井の中の蛙大海を知らずとはまさにこのことです。
そんな私がとある曲をダウンロードすることになった時、(経緯を書くと長くなるので割愛しますが)
なんて楽なんだ!と衝撃を受けました。
CDだといったんパソコンに取り込んでからスマートフォンに落とす作業が必要になるんですよね。ダウンロードだとそれがいらない。
妙なプライドのせいで若干化石化した私の頭に謎の光明がさします。
これは軽率にあれもこれも買ってしまいそう。
便利だなぁ、なんて一人頷きながら、前々から欲しかったKing Gnuの新譜を買いにCDショップへ行きさらなる衝撃。時代はさらに先を行っていました。
QRコードの付いたダウンロード用の用紙が入っているじゃないですか。
アプリを介してあっという間に購入したCDの曲がスマートフォンの中へ。
こんなブログを書くのがおこがましいほど遅れた人間であることを痛感しました。
ダウンロードコンテンツの良いところはたくさんありますが、
それを語るだけの知識が今の私にはありません。
そちらについてはいつか書けたらな、と思います。
初回限定とかAタイプとか
シングルやアルバムを発売する時、初回限定盤や通常盤というのはどこのアーティストも発売している形態だと思います。初回限定盤にはライブDVDが付いてくる!とか、ブックレット付き!とか、色々ありますよね。
私が過去一番驚いたのはBiSHのメジャー二枚目のシングル『プロミスザスター』です。なんと「BE@RBRICK盤」なるものが発売されました。
これにはCDとDVDの他にもの凄くでっかいベアブリックが付いてきます。
買うかどうか迷いに迷っているうちに販売終了した思い出。可愛かったなあ。
『プロミスザスター』
BiSH 公式HP (https://www.bish.tokyo/)より引用
https://www.bish.tokyo/discography/
the GazettEもアルバムの初回限定盤は大きいイメージ。
昔友達に借りたのが『TOXIC』の初回限定盤だったからでしょうか。持って帰るのが大変でした。
これはなんと言っても『THE SUICIDE CIRCUS』のMVが最高です。
『TOXIC』
the GazettE 公式HP (http://the-gazette.com/)より引用
http://the-gazette.com/discography/396.html
あとは初回限定ではない、タイプ別のCD。Aタイプには表題曲のMV、BタイプにはカップリングのMV、Cタイプには1曲追加されたCD、といった具合。
ハマったバンドは全タイプ購入したり…こうして家の棚が圧迫されていきます。
中身の違いはもちろんのこと、ジャケットやディスクのパッケージが違ったり、
並べてみた時のインパクトを楽しんでみたり。あとは全タイプ購入の特典があるものもありますよね。
私もNIGHTMAREのCDを複数枚買った時、インストアイベントで何度も握手回った記憶があります。懐かしい。
最近買ったCDの話
冒頭で述べた通り最初に買ったCDは忘れてしまいましたが、最近買ったCDならば!ということで、
ここ数年で買ったものをご紹介ついでにちゃっかり布教します。
最近と言いつつ全然買った年数を覚えていないので…順不同でご勘弁ください。
まずは前述した通りKing GnuのNEWアルバム『CEREMONY』
King Gnuはアルバム2枚シングル1枚を持っているのですが、今回のアルバムも聴き応え抜群です。
タイアップ増えましたね。
めちゃくちゃ人気が出ているバンドなので多くを語るのは野暮かもしれません。
7曲目の『飛行艇』が大好きです。
『CEREMONY』
King Gnu 公式HP (https://kinggnu.jp/)より引用
https://kinggnu.jp/music/ceremony-king-gnu-3rd-album
続いてはビレッジマンズストアの『 YOURS 』です。
このアルバムは全曲本当に大好きなのですが、10曲目の『正しい夜明け』はなぜか泣きたくなるような気持ちになります。同名のアルバムの8曲目のつもりで作った曲とのこと。(アルバム『正しい夜明け』は7曲入り)
そちらのアルバムと併せておすすめです。
そして!新しいシングル『 アダルト/People Get Lady 』が4月1日にリリースされました。聴くのが楽しみ。
『 YOURS 』
ビレッジマンズストア 公式HP (http://villagemansstore.com/)より引用
『 アダルト/People Get Lady 』
http://villagemansstore.com/discography/
ビレッジマンズと同時期にハマったバンド、バックドロップシンデレラのアルバム『いろんな曲でウンザウンザを踊ってみた』、これは完全に「うっかり買ったCD」です。
私の趣味であるタワレコ散歩(ちょっと暇な時にTOWER RECORDを隅々まで練り歩き気付くとレジにいる、という遊び)をしていた時。別のアルバム目当てで行ったが店頭になく、1枚だけ陳列されていたこのアルバムを手に取りました。
案の定気付いたらレジへ。
カバーアルバムなのですが、『だんご3兄弟』から始まって『にっぽん昔ばなし』で終わるバンドは見たことないな、と。どれもこれも踊りだしたくなるような曲ばかりです。必聴。
『いろんな曲でウンザウンザを踊ってみた』
バックドロップシンデレラ 公式HP (http://backdropc.com/)より引用
http://backdropc.com/discography/page/2
海外からも1枚。
Three Days Graceの『OUTSIDERはバンド6枚目のアルバム。
はじめにこのバンドを知った時はヴォーカルがアダムの時代でした。その時はYouTubeでMVを見ているくらいでしたが、なんて格好いいんだと衝撃を受けた思い出。
海外バンドの情報に疎かったため、メンバーが変わっていたと知ったのは随分経ってからでした。驚いたまま慌ててその時の新譜を購入。以来聴き込んでます。
重めのサウンドと新ヴォーカルマットの悲しげな声が耳に心地よいです。機会があったら昔のアルバムも取り寄せてみます。
『OUTSIDER』
Three Days Grace 公式HP (https://threedaysgrace.com/)より引用
https://threedaysgrace.com/music/outsider/
METRO FARCEというバンドをご存知でしょうか。
小さな頃読んでいた漫画の登場人物が口ずさんでいた曲、というなんともニッチな出会い方をしたこのバンド。アルバム『俺さま祭り』は民族音楽のような不思議な曲が満載です。
一体どの層に勧めれば良いのかさっぱり分かりません。が、間違いなくおすすめです。ただし生産終了しているようなので、公式HPにあるAmazonからしか購入できないかも…
『俺さま祭り』
METRO FARCE 公式HP(https://metrofarce.jimdofree.com/)より引用
https://metrofarce.jimdofree.com/東洋ルナパーク/俺さま祭り/
最後に、私が大好きなバンドNIGHTMARE。
つい先日、3月5日に『20th Anniversary NIGHTMARE PERSONAL BEST 柩 Edition』が発売されました。
これは20周年を記念して、ギターの柩さんがセレクトした15曲のアルバムです。
3月5日は柩さんの誕生日。もちろん、今後他のメンバーの誕生日にもそれぞれのベストアルバムがリリースされます。
ありがたいことに今回のアルバムは全75曲で被りなし。メンバー5人中3人が6月生まれなので夏が忙しくなります。好きなバンドの好きなバンドマンが、ご自身の好きな曲を選んでくれるというのはなかなか熱いものがあります。
『20th Anniversary NIGHTMARE PERSONAL BEST 柩 Edition』
NIGHTMARE 公式HP (http://www.nightmare-web.com)より引用
http://www.nightmare-web.com/pc/discography.php?type=a
最後に
紹介部分があまりにも長くなってしまいました。これでも削ったのですが…。
振り返りながら、改めてCDの奥深さに気付けたような気がします。
皆さんもお気に入りの1枚に出会えますように。
最後までご覧いただきありがとうございます。
それではまたどこかで~。